Asanopiyo's Scrapbook

ホワイトキューブはブラックボックス

アート系のものを貼り付けていこうと思ってたけどもうごちゃごちゃです。


趣味のジーンズを集めたタンブラーもやってます。
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brain itches Theme by Adam Holwerda.

■ プログラミングの知識ゼロの自分が、はてブでチラ見した知識だけでプログラマー同士の会話を妄想してみる。

渋谷のバーにて―

「よう、久しぶり!元気にしてたか?」

「まあ、それなりにな」

「卒業式以来だから……丸3年?」

「もうそんなにか。早いもんだな」

「で、どうよ?コード書いてる?」

「それがさ、」

男はうつむき加減で自嘲的に笑った。


「実は会社を辞めようかと思ってるんだ」

「そうか……。なんでまた?」

「うちのプロダクションマネージャーがとことん無能でさ。もうずっとデスマ続きなんだよ」

「そんなの、この業界どこでも一緒だよ。Ajaxで金融システムのセキュリティメンテナンスだろ。社会の根幹インフラじゃねーか」

「そうは言ってもさ。来る日も来る日もデバッグ、デバッグ。仕様書は毎日書き換わるし、くだらないことでクライアントはいちいち文句付けてくるし。なんだか、自分がどんどん腐っていく気がしてさ」

「腐っても一部上場だろ?いくらUnix環境を構築してSlerからプロトコルを実装してもPHPだけじゃ、コンフリクトしちまうよ」

「たしかに給料だけは悪くないけど……。お前みたいにベンチャーで先端技術模索してるやつがうらやましいよ。こないだのカンファレンスUstream中継で見てたぜ」

「ははっ。酷かっただろ俺のスピーチ。まああんなとこで偉そうにしてるやつらだって、実際はスパゲッティコードを一山いくらでRailsからRubyにスプリクトしてるだけだって。いくらギークなんておだてたところでユーザーエクスペリエンスを無視した自己満足の金にならないサービスでブラウザの挙動を不審にするのが関の山さ」

「けど新しいアイディアを思いついたらすぐにフィードできる機動力が羨ましいんだよ。社内の技術交流会なんかに出ても周りは頭の固い奴ばかりで、GUIはおろかJavaScriptのノウハウだってまともに共有できてないんだから。未だに1.0的なイノベーションの足りないCGIの発想しかできないんだ」

「開発者だけがオープンソースじゃないんだぜ。Emacsでプラットフォームを刷新するキラーアプリなんて普通のエンジニアじゃコンパイル出来ないよ」


「……実は俺、アメリカに行こうと思ってるんだ」

「!?」

「コツコツ貯めた金が何百万かあるからさ。シリコンバレーで起業しようと思ってる」

「なにもそんな急に。今の会社で結果出してからでも遅くないだろ」

「これ以上自分が成長できないプロジェクトで身をすり減らすのがいやなんだ。向こうに行ってコンポーネントからP2Pのメッセージクライアントを自動生成で吐かせる新しいサービスを立ち上げようと思ってる。成功すれば企業マーケティングの広告ビジネスを一新させる拡張モジュールが出来ると思う」

「それPlaggerでできんじゃね?」

「Naoyaaaa!!」

男は奇声を上げた後、力なく椅子から崩れ落ちた。


「……俺はシリコンバレーの空気を吸うだけで、斬新なサービスが作れると思っていたのかもしれないな」

「大丈夫。お前のその発想力は俺が保証するよ。まずは社内で、いや日本で一番美しいソースコードが書けるようなれ。アメリカはそれからでも遅くないだろ。お前ならいつかきっとうまくやるさ」

「ギャズムを……越えたよ」

「じゃあシリコンバレーに乾杯と行くか」

「ああ!」

「シリコンバレーに!」

「シリコンバレーに!」

「よし、キャバクラ行こうぜ。奢ってやるよ!」

「今夜はいっちょペアプログラミングと洒落込むか」


こうして二人は夜の渋谷へと消えていった……。

2008-03-25 - Everything starts with a Fuck! - ファック文芸部 (via send) (via cafistar) (via budda) (via syuta) (via mitukiii)

2010-06-21

(via mmtkk) (via mitukiii)